HOME > 相続放棄 > 遺産分割協議と相続放棄の違い

相続放棄

遺産分割協議と相続放棄の違い

「遺産を相続しなかった」ということは、次の2つの手続きのうち、どちらかを行ったと考えられます。
①Aさんは、家庭裁判所に対して、相続放棄の手続きを行った。
②Bさんは、遺産分割協議を行ったが、自分はプラスの遺産を相続しなかった。

①のAさんは、相続人ではありませんから、プラスの遺産マイナスの遺産も相続しません。
②のBさんは、相続人ですので、遺産分割協議の結果として、プラスの遺産は相続しませんが、マイナスの遺産は相続してしまったことになります。

「遺産分割協議書の中で、自分は遺産を相続しなかったので、相続放棄をしたと思っていた。」と おっしゃる方が多いですが、これは、法律的に言うと「相続放棄」を行ったのではなく、「遺産分割協議において、プラスの遺産(不動産や預貯金など)を相続しな かった」だけということになります。 よって、マイナスの遺産は相続してしまったことになり、借金を背負うことになる可能性があります。

また、遺産分割協議でマイナスの遺産(借金)を分割しても、これは、あくまで相続人間での合意に過ぎないので、債権者に対して、相続放棄したと主張することはできません。




このように、遺産分割協議書の中で何か取り決めをしても、借金などの債務は相続してしまっているということになります。

そのため、ある日突然、見知らぬ債権者から督促状が届いたりすることがあるのです。
こういうことを防ぐには、「相続放棄」しかありません。これは、家庭裁判所に相続放棄の申立を行うことによって初めて実現します。
相続放棄をすれば、「初めから相続人でなかった」という効果が生じますので、督促を受けることがないということです。


このページに関する詳細情報はこちら


費用について ご利用者の声 よくあるご質問
TEL:048-255-3666

このページのトップへ